香港とマカオ結ぶ高速船「ターボジェット」がマカオ返還20周年記念日前後にかけて減便…当局の指示による保安検査への対応で

 香港とマカオを結ぶ高速船「ターボジェット」は12月16日から21日にかけて、通常午前7時から午後11時59分の間に20分間隔で運航する香港(上環)とマカオ(外港)路線について、両方向とも30分間隔に変更すると発表した。

 運営会社によれば、理由はマカオの関連当局の指示による保安検査の対応のためとのこと。利用者に対し、最新の運行スケジュールを確認の上、保安検査にかかる十分な時間的余裕を確保するよう呼びかけた。

 マカオでは、12月20日に返還20周年を迎え、当日及び前後にかけて多数の祝賀イベントが開催される予定。これまでの慣例に照らせば、中国中央トップ級の来訪が予想される。

 ターボジェットの減便措置のほかにも、交通機関では、12月10日から22日までの間、港珠澳大橋のルート上にる東人工島に検問所を設置し、香港からマカオ及び珠海へ向かう旅客と車両に対する保安検査を実施している。また、12月14日から22日までマカオ全域でドローンの使用を禁止する措置などが講じられる。

マカオ・外港フェリーターミナル沖を航行中のターボジェットの高速船Universal MK 2013号(資料)=2016年4月-本紙撮影

マカオ・外港フェリーターミナル沖を航行中のターボジェットの高速船Universal MK 2013号(資料)=2016年4月-本紙撮影

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