マカオ、春節シーズンの入境ピークは1月27日から…治安警察局予測

 今年の春節(旧正月)は1月25日。アジア有数の観光都市として知られるマカオでも、例年春節シーズンに多くの旅客が往来する。中でも、インバウンドについてはおよそ1週間の休みとなる中国本土旅客が大半を占める。

 マカオ治安警察局は1月10日、今年の春節シーズンの入境ピークが3日目にあたる1月27日からになるとの予測を示し、観光名所周辺やイミグレーション施設で過度な混雑を避けるための交通規制を敷く可能性があることを明らかにした。

 また、春節前のマカオからの出境ピークは「歳末」にあたる1月22、23日になりそうだという。

 治安警察局では、春節シーズンに出入境管理官を増派して臨むほか、マカオと外地を結ぶフェリーやバスの運営会社との連携を密にして対処するとしている。また、春節直前の1月23日に再開するマカオの内港と中国広東省珠海市の湾仔を結ぶ渡し船ルートについても、すでに最大容量の旅客を想定した各種テストを実施済みとした。

2020年1月23日から再開されるマカオ・内港フェリーターミナル(GCS)

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