マカオの公園でプレーリードッグ見つかる…密輸された個体か

 マカオ市政署(IAM)は3月8日、マカオ半島の外港フェリーターミナル近くにある貯水池(レザボア)の公園内でプレーリードッグ1匹を発見し、保護したと発表。

 プレーリードッグはリス科の動物で、原産地となる北米の草原地帯(プレーリー)に生息している。IAMによれば、マカオでは法令によって輸入、取得、飼育が禁止されており、マカオには生息しておらず、輸入された記録もなかったとし、密輸された個体が棄てられたものとみて警察に通報したたのこと。

 現在、このプレーリードッグはIAMの運営する犬舎に収容され、隔離検疫を受けており、獣医の診断では健康状態は良好という。

 市政署では、市民に対して法令遵守を呼びかけている。

マカオの公園で見つかったプレーリードッグ(写真:IAM)

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