分煙義務化後のカジノ内空気品質、64%が未達成

今年1月1日からスタートしたカジノ内の分煙義務化。4月10日、今年1、2月分の空気品質検査結果が発表され、実に64%の施設が基準を満たしていなかったことが分かった。

11日付地元有力紙「澳門日報」が伝えた。調査の対象となったのはマカオの44カ所のカジノで、うち64%にあたる28施設が法律で定められた基準を満たせなかったという。当局では4週間以内にレポートの提出を求めるとともに、法律に則った改善措置を講じるよう求めている。改善が見られない場合、喫煙ゾーンの縮小が必至となる。

調査はカジノ運営企業が独自に実施し、政府衛生局に報告する形を採っているが、2軒のカジノからの調査結果が未着という。

カジノ分煙化初日、政府部門による巡回の様子 (c) GCS 新聞局

カジノ分煙化初日、政府部門による巡回の様子 (c) GCS 新聞局

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