マカオの20年6月運輸通信統計公表…商用便フライト数が94.2%減

 マカオ政府統計調査局は7月30日、今年(2020年)6月の運輸通信統計を公表。

 今年1月下旬以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策の一環として水際対策の強化が続く中、航空便にも大きな影響が及んでいる。6月にマカオ国際空港を離発着した商用便のフライト数は前年同月から94.2%減となる350便にとどまった。1〜6月累計では前年同時期から74.3%減の9161便。

 また、6月のマカオ国際空港における航空貨物取扱量は11.5%減の2774トン。内訳は輸入が43.7%減の305トン、輸出が10.5%増の2440トン、トランジットが92.4%減の29トン。1〜6月累計の航空貨物取扱量は前年同時期から28.1%減の1万3215トン。

 6月の陸路のコンテナ貨物の総重量は76.0%増の2380トン、海路は25.2%減の9143トン。1〜6月累計では陸路が前年同時期から36.2%増の1万1577トン、海路が29.4%減の5万1334トン。

 6月末時点の携帯電話契約数は前年同月から15.4%減の179万5753件、固定電話契約数は7.0%減の11万1896件、インターネット契約数は8.7%増の61万0635件。6月単月のインターネット総接続時間は4.0%増の1.4億時間、1〜6月累計では5.6%増の8.2億時間。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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