マカオの大手不動産開発会社が日本進出、東京都心部中心に1年で約100億円投資

 マカオの大手不動産開発会社、信託地産(トラストディベロップメント)社は12月13日、マカオ・内港エリアの同社新店舗開設に合わせて子会社の日本法人「東通不動産」及び「東通建物」の設立記念式典を開催。

 信託地産はマカオで1979年設立にされ、マカオの不動産開発事業を中心に、派生事業も積極的に展開して多元化を図ってきた。米国、豪州、カンボジア、中国本土をはじめとする海外展開も進めており、近年ではポルトガルと日本の東京に力を注いでいるとのこと。

 信託地産総経理で東通不動産及び東通建物創業者の鄭建東氏は式典のスピーチの中で、12月13日は日本法人の登記日から満1周年にあたり、これまで日本において約100億円の投資を行ったことを明らかにした。

 同社提供資料によれば、投資先はホテル、オフィスビル、住宅、土地など20プロジェクト超で、すべて東京23区内にあり、特に都心部に集中している。このうちホテル3軒で、ロケーションは新橋、東神田、秋葉原。信託地産グループがマカオで展開するビジネスホテブランド「LOF HOTEL」を日本に進出させる計画のようだ。東京に注目する理由として、文化、教育、交通、生活環境といった暮らしやすさの指標が世界最高水準にあることを挙げている。

 今後、日本法人として一定規模を持つ不動産開発会社グループへの成長を目指すとしている。

信託地産が開催した新店舗開設と日本法人設立記念式典。中央右が鄭建東氏=2020年12月13日、マカオ・十月初五日街にて本紙撮影

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