マカオ、2020年の犯罪認知件数が4割超の減少に

 マカオ司法警察局は2月1日、昨年(2020年)通期の犯罪認知件数が前年から40.38%減となる9291件だったと発表。

 司法警察局では、昨年も依然として重大犯罪が少ない状況を維持したが、年内に殺人事件が2件発生したほか、ネット上で裸体の画像を拡散させるなどと脅して金銭を要求する事案が急増したことを受けて恐喝事件は前年から38.5%増の90件に上ったことを挙げた。

 この一年、新型コロナウイルス感染症の流行によってマカオ市民の生活、マカオの社会・経済、さらには国際秩序にも大きく変化があったとし、今後も継続してコロナ禍におけr治安情勢への影響を注視していくとした。

 マカオでは昨年1月下旬以降、新型コロナウイルス感染症防疫対策の一環として厳格な水際措置を講じられたことを受けてインバウンド旅客数が大幅に減少している。

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

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