香港、2/19の新型コロナ新規感染確認数13人…2日ぶり2桁台に=テレビ局内で感染連鎖、生放送3番組が休止に

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、2月19日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は13人だった。第4波下最少となった前日から5人増で、2日ぶりに2桁台となった。内訳については、市中感染が4人増の12人、輸入性が1人増の1人。市中感染のうち感染経路不明は5人増の8人で、こちらは2日連続1桁台を維持した。このほか、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)が約10人おり、うち4人が感染経路不明とのこと。

 依然として市内各所で感染連鎖が続いている状況。近日、香港の公共放送局RTHK(ラジオ・テレビ兼営)のスタッフが感染確認および初期感染確認されるケースが相次いでいる。多くのスタッフが強制検査の対象となったことを受け、同局は今週末に生放送を予定していた3番組を休止することを発表している。

 ここまでの香港における累計感染確認数は1万0834人、退院者数は1万0329人、死者数は197人。

香港政府による新型コロナワクチン接種計画発表記者会見の様子=2021年2月18日(写真:news.gov.hk)

 最近の感染確認者数は増減を繰り返しながらも第4波下では低位にある。香港当局は、感染者が複数出現したビル(マンション)の住民に対する強制検査、感染確認者の集中する特定区域を対象とした局地ロックダウン、飲食店の同卓人数や営業時間を制限したり特定業種の営業を禁止するソーシャルディスタンス措置、公共エリアにおけるマスク着用義務化などの施策を講じて対応してきた。ソーシャルディスタンス措置については、18日から一部緩和となる。

 香港政府衛生防護センターは19日夕方の会見の中で、この日の新規感染確認者に春節ホリデー期間における挨拶回りに関連したものはないが、仮に感染したとしてもすぐに発症しないことから、今後数日の間に感染確認が増える可能性も排除できず、しばらく様子を見る必要があるとした。

 このほか、19日午後、新型コロナウイルスワクチンの初荷が北京から空路香港へ到着した。中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製(商品名:CoronaVac)の第一便にあたる100万回分。今後、高リスク群を優先接種対象とし、26日から接種が開始となる予定。

 香港と海を隔てて隣にあるマカオでは、2月9日からワクチン接種がスタートしている。マカオ政府は3種類のワクチンを購入しており、このうち中国医薬集団(シノファーム)製の不活化ワクチンの第一便10万回分が到着済み。

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