香港、新型コロナ市中感染新規確認5日連続ゼロ…5/21

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、5月21日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から横ばいの1人とのこと。唯一の確認例は輸入性(海外からの入境者)で、市中感染例は5日連続ゼロとなった。

 輸入性の1人はインドネシアからの入境者で、5月7日に空路香港へ到着した後、政府指定ホテルでの隔離検疫12日目に受検したウイルス検査を経て発覚したもの。患者は無症状で、変異株ウイルスに感染の有無についてはN501Yが陰性、L452Rの検査結果待ちという。

 このほか、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)については5人以下とのこと。

 香港における過去14日間累計の新規感染確認は30人で、その約17%を占める市中感染5人のうち感染経路不明は1人。ここまでの累計感染確認数は1万1830人(擬似事案1人含む)。

香港のイメージ=香港島・中環にて本紙撮影

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