香港、新型コロナ新規感染確認は3人…いずれも輸入性で2人がワクチン2回接種済み=7/14

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いていたが、5月にかけてようやく状況が落ち着き、政府が5月29日に終息との見方を示した。

 6月以降は、上旬に1家族の女性3人の市中感染例、24日と27日にかけて空港での業務に従事する男性1人とその密接接触者の1人、7月2日には検疫用ホテルの清掃作業員の女性1人の輸入関連性感染確認例(いずれも当初市中感染例とされたが輸入例との関連性確認後に変更)、11日には空港での業務に従事する男性1人がL452R変異株感染確認され、暫定的に市中感染例(感染経路不明)とされる事案があった。

 香港政府の発表によれば、7月14日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は3人だったとのこと。いずれも海外からの入境者で、輸入性の事例。市中感染確認例は3日連続ゼロ。

 なお、患者3人はナミビア、ガーナ、キプロスから香港に到着。全員がL452R変異株に感染。このうちナミビアからの入境者の男性(53)は香港で独ビオンテック製のmRNAワクチン「コミナティ」、キプロスからの入境者の女性(42)はモスクはでロシア製のアデノウイルススベクターワクチン「スプートニクV」をそれぞれ今年3月と4月にかけて2回接種済みだったとした。

 このほか、7月14日午後の時点で、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)は5人以下という。

 香港における過去14日間(6月30日〜7月13日)累計の新規感染確認は31人で、内訳は輸入性が29人、輸入関連性が1人、市中(感染経路不明)が1人。ここまでの累計感染確認数は1万1956人(擬似事案1人含む)。

 香港の7月13日午後8時時点のワクチン接種率は39.2%(1回目の接種完了)、27.2%(2回目の接種完了)となっている。累計接種回数は451万8161回、1日あたり接種回数は5万9699回(7日移動平均値6万1703回)。

 6月21日に香港における市中感染確認ゼロ14日間を達成したことを受け、すでに450日以上にわたって市中感染ゼロが続くマカオとの往来制限緩和に関する協議が両政府間で正式にスタートした。現時点で具体的なスケジュール及び詳細条件は未発表ではあるものの、香港の感染経路不明の市中感染ゼロが14日にわたって維持できれば条件付きで隔離検疫なしでの両地の往来が実現するとされている。ただし、11日に感染経路不明の変異株感染例が出現したことを受け、状況は流動的となっている。

香港特別行政区のイメージ(資料)—本紙撮影

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