マカオ出入境スタンプ廃止へ—7月10日から実施

マカオの出入境事務を管轄するマカオ特別行政区治安警察局は8日、マカオ出入境時にパスポート等の旅行証券に押印するスタンプを7月10日から廃止すると発表した。スタンプの代替として、プリント出力された入境申報表(入境声明フォーム)を受け取る形。

マカオではすでに香港永久性居民、中国本土の香港マカオ通行証所有者に対して同様の措置を導入済み。入境申報表に氏名、旅行証券番号、入境日、滞在期限等の情報が印字され、出境時まで携行する必要がある。フォームには偽造防止対策が施されているという。同フォームを紛失した場合、タイパ島北安にある出入境事務所で再発行手続きを行う必要がある。再発行手続きは無料。

今回の措置の導入について、治安警察局では出入境事務の効率化による出入境ゲートでの待ち時間短縮につながるとしている。

入境申報表の見本 (c) 治安警察局

入境申報表の見本 (c) 治安警察局

関連記事

最近の記事

  1.  マカオでウィンマカオ(マカオ半島新口岸地区)及びウィンパレス(コタイ地区)の両カジノIR(統合型…
  2.  澳門海關(マカオ税関)は2月13日、消費者権益の保護と市場の秩序維持を目的に情報収集及び市内各エ…
  3.  マカオ半島新口岸地区にある統合型リゾート(IR)運営会社は2月13日、同IRのフレンチレストラン…
  4.  マカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角で、マカオ半島でMGMマカオ、コタイ地区で…
  5.  マカオ政府統計・センサス局は2月13日、昨年通期(2024年1〜12月)及び昨年第4四半期(20…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…

注目記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年2月号
(vol.140)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun