マカオで体長3メートルの大蛇見つかる…コロアン島の工事現場、当局が捕獲し飼育へ

マカオ市政署(IAM)は12月28日、同日午後に消防からマカオ南部のコロアン島・九澳地区にある工事現場で大蛇が見つかったとする通報を受けて職員を現場に急行させ、捕獲に成功したと発表。

IAMが大蛇のボディチェックを行ったところ、体長はマカオに生息する野生の蛇として最大の約3メートル、健康状態は良好で、体表に傷もなかったとのこと。IAMでは、捕獲した個体はサイズが大きすぎ、野生に戻すには適さないとの見方から、飼育することに決定したという。

マカオは世界で最も人口密度の高い地域として知られるが、コロアン島には豊かな自然が残る。なお、市街地にに近いマカオ半島のギアの丘(松山)のランニングトレイルでも昨年(2020年)4月に体長2メートル超の大蛇が捕獲されている。

IAM職員による大蛇の捕獲作業の様子=2021年12月28日(写真:IAM)

IAM職員が捕獲に成功した大蛇=2021年12月28日(写真:IAM)

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