マカオ初の本格ラスベガス型IR「サンズマカオ」が開業18周年…毎年恒例タクシー運転手へ特製弁当無償配布実施

 マカオ半島新口岸地区にあるカジノ付きリゾートホテル「サンズマカオ」がきょう(5月18日)に開業18周年を迎えた。

 サンズマカオはマカオ政府とコンセッション(カジノ経営権契約)を結ぶ6陣営の一角にあたるサンズチャイナ社が開発・運営を手掛ける統合型リゾート施設(IR)。マカオ半島新口岸地区の外港フェリーターミナルに近い好立地にあり、マカオ初の本格ラスベガス型IRとして2004年5月18日にオープンした。

 サンズマカオでは、2004年のオープン以来、毎年の開業記念日にタクシードライバーへ弁当の無償配布を恒例実施している。運営会社によれば、市民や観光客を送迎してくれるタクシードライバーの存在があってこそ施設の成功があるとの考えに基づき、日々の貢献に対する感謝の意を表し、慰労するのが目的とのこと。

 サンズチャイナ社バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのレイ・ロック氏も弁当の配布に加わり、「タクシードライバーにはコロナ禍という困難な時期にも必要不可欠なサービスを提供いただき感謝している」とし、「毎年の記念日に弁当を提供できることを嬉しく思い、スタッフが心を込めて準備した弁当をぜひ楽しんでいただきたい」とコメントした。

タクシードライバーに弁当を配布するサンズチャイナ社バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのレイ・ロック氏(写真:Sands Macao)


タクシードライバーに配布された弁当のイメージ(写真:Sands Macao)

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