マカオの2022年6月対外商品貿易統計、輸入が対前年約3割減

 マカオでは世界規模の新型コロナウイルス感染症流行の影響により2020年2月頃から経済活動の縮小が続く。

 ただし、同年第3四半期から段階的にマカオと中国本土の間の往来制限が緩和されて以降は特に輸入について増加傾向が続いてきたものの、このところは再び減少に転じている。

 マカオ政府統計調査局は8月5日、今年(2022年)6月の商品貿易統計を公表。

 今年6月の貨物輸出総額は前年同月から19.1%減の9.6億パタカ(日本円換算:約158億円)。再輸出が20.7%減の8.1億パタカ(約133億円)で、このうちダイヤモンド及びダイヤモンド製ネックレスと機会設備・パーツが46.4%、43.3%のそれぞれ減、コスメ及びスキンケア用品、カジノ用品は105.2%、94.3%のそれぞれ増。マカオ製の商品の輸出についても9.7%減の1.5億パタカ(約25億円)となり、このうちペストリーが47.2%減、銅及び銅製品が13.7%増。商品輸入総額は29.8%減となる105.1億パタカ(約1729億円)。3ヶ月連続減少となり、減少幅についても3ヶ月連続で拡大した。このうち携帯電話、コスメ・スキンケア用品が82.7%、56.8%のそれぞれ減だった一方、食品・飲料は36.5%増。単月の商品貿易赤字は95.5億パタカ(約1571億円)。

 今年1〜6月累計の輸出総額は前年同時期から7.3%増の71.7億パタカ(約1179億円)で、内訳は再輸出が6.2%増の61.2億パタカ(約1007億円)、マカオ製の商品が14.8%増の10.5億パタカ(約173億円)。輸入総額は0.6%増の740.2億パタカ(約1兆2175億円)。商品貿易赤字は6294万パタカ(約10億円)減の668.5億パタカ(約1兆0995億円)。

 今年1〜6月の輸出先別は、香港が55.2億パタカ(約908億円)、米国が3.3億パタカ(約54億円)、EUが1.1億パタカ(約18億円)で、それぞれ16.6%、4.4%、12.1%増。中国本土は28.5%減の6.8億パタカ(約112億円)。品目別では、紡績品・衣類が43.9%増の9.5億パタカ(約156億円)、非紡績商品が3.3%増の62.2億パタカ(約1023億円)。

 輸入品の原産地別では、EUが12.9%増の259.3億パタカ(約4265億円)、中国本土が12.2%減の217.3億パタカ(約3574億円)。輸入元別では、香港が0.5%増の633.8億パタカ(約1兆0425億円)、中国本土が1.8%増の81.3億パタカ(約1337億円)。品目別では、消費財が4.8%増の544.5億パタカ(約8956億円)。このうちコスメ・スキンケア製品が114.9億パタカ(約1890億円)、食品・飲料が91.2億パタカ(約1500億円)、ハンドバッグ・財布が60.0億パタカ(約987億円)で、それぞれ3.9%、38.4%、9.7%増。また、燃料・潤滑油が8.5%増の30.5億パタカ(約502億円)。携帯電話は69.1億パタカ(約1137億円)、建築資材は15.1億パタカ(約248億円)で、それぞれ32.2%、3.0%減。

 今年1〜6月の対外商品貿易総額は前年同時期から1.1%増の812.0億パタカ(約1兆3361億円)。

マカオ半島中心部の町並み(資料)-2019年9月、ポンテ16にて本紙撮影

マカオ半島中心部の町並み(資料)-2019年9月、ポンテ16にて本紙撮影

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