中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は1292人、4省区で3桁…広東省は61人で大半が深圳市=9/8

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が9月9日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月8日の中国本土における新規市中感染確認者数は259人(前日から18人増)だったとのこと。内訳は四川省59人、内モンゴル自治区42人、広東省36人、広西チワン族自治区22人、チベット自治区20人、北京市17人、山東省16人、黒竜江省13人、青海省7人、貴州省6人、陝西省4人、遼寧省3人、江蘇省3人、新疆ウイグル自治区3人、天津市1人、江西省1人、河南省1人、海南省1人、重慶市1人。このうち内モンゴル自治区の15人、黒竜江省の7人、四川省の4人、広東省の3人、新疆ウイグル自治区の3人、チベット自治区の2人、遼寧省の1人、山東省の1人、河南省の1人、重慶市の1人、貴州省の1人、陝西省の1人、青海省の1人の計41人が無症状から感染確認へ転じた事案。中国本土で市中感染確認例が出現するのは328日連続で、36日連続3桁となった。

 市中の無症状感染例は1033人(前日から60人減)。内訳はチベット自治区347人、黒竜江省109人、山東省81人、内モンゴル自治区77人、遼寧省77人、広西チワン族自治区77人、四川省71人、江西省56人、広東省28人、新疆ウイグル自治区27人、青海省15人、貴州省13人、湖北省12人、陝西省11人、河南省8人、海南省5人、天津市4人、福建省3人、甘粛省3人、北京市2人、吉林省2人、上海市2人、雲南省2人、江蘇省1人。

 無症状を含む新規感染者数は1292人で、2日連続減。ただし、29日連続4桁。

 9月8日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は6226人(うち輸入性が560人)で、重症者は28人(輸入性ゼロ)。無症状の患者2万4048人(輸入性648人)が医学観察下にあるとのこと。

 8日の新規感染者数が3桁となったのは、チベット自治区(367人)、四川省(130人)、黒竜江省(122人)、内モンゴル自治区(119人)の4省区。

 このうち最多となったチベット自治区は大部分がラサ市とシガツェ市からの報告例。自治区当局は、社会面(一般市中)におけるゼロコロナを基本的に実現済みとの見方を示した上、流行出現時に滞留を余儀なくされた9万人超の観光客について、7日時点では約2900人にまで減少したことも明らかにした。四川省は大部分が成都市からの報告例。

 近日、北京市では大学キャンパスに絡む感染例の出現が続く。8日の感染例も前日同様すべて隔離対象者の中から発見に至ったケースとのこと。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月5日以降は連日複数の感染例が出現している状況。8日の新規感染者数は前日から25人増の61人で、深圳市が54人を占め、うち2人が社会面から発見に至ったケースという。その他は広州市、恵州市、仏山市、江門市からの報告例。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港ではソーシャルディスタンス措置の第二次緩和後に市中感染確認数の緩やかなリバウンドが続き、直近では1万人水準(輸入性含む)まで増加している。主流株がオミクロンBA.5に置き換わりつつある状況で、医療体制の準備も進んでいる。マカオでは6月中旬から市中でオミクロンBA.5.1の流行が続き、累計1800人超に達した。ただし、全市民を対象とした高頻度のPCR検査及び迅速抗原検査によるスクリーニングと準ロックダウンともいえる厳格な防疫措置を講じて対応した結果、8月1日までにゼロコロナ状態を実現。以降は落ち着いた状態を維持している。

中国広東省深圳市の繁華街「東門歩行街(老街)」(資料)—本紙撮影

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