香港マカオの市街地間結ぶ高速バス「港澳快線」が運行再開…隔離検疫免除での相互往来実現受け

 マカオでは、海外(香港、台湾を含む)からの入境者に対する隔離検疫措置が12月23日より撤廃された。

 香港とマカオの間で約3年ぶりに隔離検疫免除での相互往来が再開したことになる。

 港珠澳大橋経由で香港マカオの市街地間を結ぶ高速バス「港澳快線(HK-MO EXPRESS)」運営会社は12月23日、翌日(24日)から一部運行を再開すると発表。

 同社公式サイトに掲載された時刻表によれば、1日4往復からの再開となるようだ。香港側の発着場所は太子(プリンスエドワード)エリアにある停留所(1ヶ所のみ)、マカオ側はいずれもコタイ地区にある統合型リゾート(IR)のギャラクシーマカオ、ヴェネチアンマカオ、MGMコタイ(計3ヶ所)に。乗車券は公式サイトで事前予約購入できる。

 このほか、すでに港珠澳大橋の香港側とマカオ側のイミグレーション施設間を結ぶシャトルバス(通称:金巴/ゴールドバス)については、前回のマカオ側の水際措置緩和があった12月17日から増便となり、現時点で香港→マカオが1日10便、マカオ→香港が同9便の運行。

 以上は陸路で、海路の高速船については依然として運休が続いているが、再開の期待は持てそうだ。

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