マカオと深圳空港結ぶ高速船が運航再開へ

 マカオでは、昨年12月初旬からゼロコロナからウィズコロナの過渡期に入り、各種防疫措置の緩和が進んでいる。1月8日に過渡期を終えることもアナウンスされ、同日から水際措置についてもほぼコロナ前に近いレベルへ復帰することになる。

 マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は1月7日、同月8日からマカオの外港フェリーターミナルと中国広東省の深圳福永空港との間を結ぶ高速船の運航を再開すると発表。マカオ側の発着港については、同月10日からタイパフェリーターミナルも加わるとした。

 マカオと広東省との間を結ぶ航路は、現時点でマカオ(外港及びタイパ)〜深圳(蛇口)の高速船とマカオ(内港)〜珠海(湾仔)の渡し船に限られていた。

 マカオと香港を結ぶ航路については、12月30日からマカオ(タイパ)〜香港国際空港線が運航を再開済みで、1月8日からタイパ〜香港(上環)線の再開も決定している。

 今後、マカオ〜広東省、香港とも、コロナ前まで運航していた別の路線についても順次運航を再開するものと予想される。

マカオと深圳空港を結ぶ高速船が運航再開へ(資料)=マカオ・外港フェリーターミナル(写真:DSAMA)

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