香港〜マカオ間の高速船旅客数がコロナ前の5割まで回復

 マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は6月25日、このほど香港政府海事処と連携強化を目的とした実務会合を開き、両地の間の海上客運状況とその管理、合同海上救援訓練の準備、海事電子政務の取り組みなど、多方面にわたる協議、交流を行ったと発表。

 会議上、両地の間を結ぶ高速船の運航再開後の最新状況が紹介され、現在は1日約90便で、運航再開初期の3倍に上り、5月の高速船の旅客数はコロナ前2019年同月の5割にあたる約54万人だったとのこと。今後、夏の繁忙期に向けて、旅客数の増が見込まれるとした。

 このほか、今年下半期にマカオ海域において広東省、香港、マカオの海事当局による合同海上救援訓練の実施が予定されており、マカオ側から計画説明がなされたという。

マカオ政府海事・水務局と香港政府海事処による実務会合の様子(DSAMA)

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