マカオ国際空港の保安検査優先レーンがビジネスクラス客も対象に

 マカオ国際空港運営会社にあたるCAMは6月30日、新型コロナ防疫措置による水際措置が大幅緩和されて以降、出発旅客数の増加が続く中、サービス向上の一環として(2023年)7月1日から保安検査優先レーンの利用対象をビジネスクラス客にも拡大すると発表。

 従来の優先レーンの利用対象はキャビンクルー、高齢者、行動に不便のある旅客、妊婦、嬰児連れの旅客及び特別なサポートを必要とする旅客に限られていた。

 CAMでは、ビジネスクラス旅客は効率性と利便性に対する独特のニーズがあるとし、各航空会社のビジネスクラス旅客用カウンターでチェックイン手続きを済ませた後、出発階の両側にある保安検査の1番及び6番レーンで優先的に検査を受けることができるようになり、これによって一層出発の流れがスムーズになるとした。

マカオ国際空港の保安検査優先レーン入口のイメージ(写真:CAM)

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