マカオ、架空の昏睡強盗被害をでっち上げた男逮捕…カジノで負け借りた種銭返済困難に

 マカオ司法警察局は7月21日、架空の昏睡強盗被害をでっち上げたとして中国本土出身の男(30)を虚構犯罪で逮捕したと発表。

 警察によれば、同月19日、見知らぬ女から提供されたミネラルウォーターを飲んだ後に気分が悪くなり、意識が朦朧としている間に現金9万香港ドル(日本円換算:約163万円)を持ち去られたとする通報が寄せられたため、警察官を通報者のもとへ向かわせたとのこと。

 ただし、通報者の話に辻褄が合わない点があり、警察官との再三にわたる問答を経て、通報者は最終的にでっち上げの通報だったことを認めたという。

 虚偽通報が発覚した男は動機について、マカオ入りした後にカジノで13万香港ドル(約236万円)で負け、これを取り戻すため友人にマカオ滞在中に返済する約束で9万香港ドルを借りることにしたが、結局負けてしまい返済困難となったため、言い訳が必要だったなどと供述したとのこと。

 マカオでは、これまでにもしばしば賭博の負けを家族らに隠蔽するといった目的の自作自演による虚構犯罪事案が報告されている。

マカオ司法警察局(資料)=本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は7月18日、知人の男性から投資名目で預かった資金を詐取したとして30代の中国人…
  2.  マカオ治安警察局は7月18日、コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設モール内にある衣料品店の試着…
  3.  マカオ治安警察局は7月18日、店舗のレジで行列に並んでいた2人の女性に対し、後方から下半身を押し…
  4.  香港とマカオの間では、従来から両地の通関施設において双方の永久性居民身分証(永住権保有者用IDカ…
  5.  マカオ国際空港運営会社にあたるCAMは7月19日、同日午前4時35分(現地時間、以下同)に離陸中…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  4.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年7月号
(vol.133)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun