マカオ大学キャンパスと横琴イミグレ施設を結ぶ連絡ルートが完成

 マカオ政府公共建設局は7月31日、マカオ大学と横琴イミグレーション施設を結ぶ連絡ルートが竣工し、同日検収手続きを終えたと発表。

 連絡ルートの全長は約808メートルで、片道1車線ずつの車道と屋根付きの歩道などで構成される。

 マカオ大学のキャンパスは2014年に広東省珠海市の横琴新区の一部に移転開校。開校と同時に大学キャンパス敷地内がマカオ特別行政区の管轄範囲となり、いわば「飛び地」にあたる存在となった。キャンパスの外周はフェンスで囲まれ、現在マカオ側とのアクセスはコタイ地区との間に建設された河底トンネル経由のみ。

マカオ大学キャンパス(左側)と横琴イミグレーション施設を結ぶ連絡ルート(写真:マカオ政府公共建設局)

 公共建設局では、連絡ルートの完成により、マカオ側とマカオ大学キャンパスのアクセスが改善され、利便性が向上につながるとしている。

 なお、正式な開通予定日は横琴イミグレーション施設の第二期工事の進捗状況を勘案して決定するとのこと。

マカオ大学キャンパスと横琴イミグレーション施設を結ぶ連絡ルートには屋根付きの歩道も設置された(写真:マカオ政府公共建設局)

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