マカオLRTタイパ線が4ヶ月ぶりに故障で運転見合わせ…約40分で運行再開

 マカオLRT(新交通システム)運営会社の発表によれば、昨夜(8月5日)午後10時半頃、科大駅とコタイ東駅の間で列車の信号に故障が出現し、蓮花口岸駅とタイパフェリーターミナル駅の区間で一時運転を見合わせたとのこと。

 その後、午後11時08分に故障が解決したことから、通常運行を再開したという。故障の原因については調査中とした。

マカオLRTタイパ線コタイ東駅のホーム(資料)=2023年2月本紙撮影

 マカオLRTタイパ線で故障による運転見合わせが発生したのは3月25日以来、約4ヶ月ぶりのこと。前回は電気供給システムの故障だった。

 マカオLRTタイパ線はマカオ初となる本格的な軌道系大量輸送機関として、2019年12月に部分開業。現在、タイパフェリーターミナル駅と海洋駅の間の9.3キロメートル、11駅の区間で営業運転を行っている。

マカオLRTタイパ線の現行路線図(図版:Macao Light Rapid Transit社公式HPより)

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