マカオ国際環境協力フォーラム&エキジビションで公衆向けのカーボンプライシング体験要素を初導入

 マカオ政府が主催する「マカオ国際環境協力フォーラム&エキジビション(MIECF)2023」が8月17日から20日までの4日間、コタイ地区の統合型リゾート(IR)ヴェネチアンマカオ併設のコタイエキスポホールで開催予定。

 同イベントは地域の環境保護分野における高効率交流プラットフォームとして年に一度開催されているもの。今年(2023年)のテーマは「革新的な取り組みによるエコ文明の構築」となっている。

 今回、広く公衆の個々人の立場で脱炭素に参加しやすくするインクルージョン要素として「カーボンプライシング」体験を初導入するとのこと。具体的には、同イベントの会期中にミニアプリ「澳門碳普惠(マカオカーボンプライシング)」を使ってさまざまな脱炭素関連任務をクリアして「カーボンコイン」を獲得し、貯めたコインを賞品と引き換えできるという。

 このほか、エキジビション会場には環境に優しい飲食や移動手段などの最新動向を紹介する「グリーンライフ」や「グリーン低炭素プロジェクト」の展示ゾーンが新たに設けられるとのこと。

「澳門碳普惠(マカオカーボンプライシング)」ミニアプリの画面イメージ(図版:MIECF)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府交通事務局は5月17日、同月16日未明にタクシー助手席でのシートベルト着用をめぐるトラ…
  2.  マカオの統合型リゾート(IR)運営企業SJMリゾーツ社がマカオ特別行政区の成立25周年を記念して…
  3.  マカオ司法警察局は5月17日、同月16日にコタイ地区のカジノ施設にあるVIPルームを対象に実施し…
  4.  マカオ半島新口岸地区にあるカジノIR(統合型リゾート)サンズマカオ(澳門金沙)がきょう(5月18…
  5.  マカオ司法警察局は5月16日、マカオで商業ビルのレンタル会議室を宝飾品店に偽装し、マカオ人の男性…

ピックアップ記事

  1.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun