マカオ国際環境協力フォーラム&エキジビションで公衆向けのカーボンプライシング体験要素を初導入

 マカオ政府が主催する「マカオ国際環境協力フォーラム&エキジビション(MIECF)2023」が8月17日から20日までの4日間、コタイ地区の統合型リゾート(IR)ヴェネチアンマカオ併設のコタイエキスポホールで開催予定。

 同イベントは地域の環境保護分野における高効率交流プラットフォームとして年に一度開催されているもの。今年(2023年)のテーマは「革新的な取り組みによるエコ文明の構築」となっている。

 今回、広く公衆の個々人の立場で脱炭素に参加しやすくするインクルージョン要素として「カーボンプライシング」体験を初導入するとのこと。具体的には、同イベントの会期中にミニアプリ「澳門碳普惠(マカオカーボンプライシング)」を使ってさまざまな脱炭素関連任務をクリアして「カーボンコイン」を獲得し、貯めたコインを賞品と引き換えできるという。

 このほか、エキジビション会場には環境に優しい飲食や移動手段などの最新動向を紹介する「グリーンライフ」や「グリーン低炭素プロジェクト」の展示ゾーンが新たに設けられるとのこと。

「澳門碳普惠(マカオカーボンプライシング)」ミニアプリの画面イメージ(図版:MIECF)

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