マカオの路上で強盗企図の中国本土旅客逮捕…ナイフ準備し対象物色中に職務質問受け発覚

 マカオ治安警察局は8月30日、強盗目的でナイフを所持していたとして中国本土からの旅客の男(22)を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月25日午後11時半頃、マカオ半島北部にある祐漢エリア一帯で同局が防犯パトロールを実施した際、挙動不審の男を発見し職務質問、所持品検査を行ったところ、男のズボンのポケットから小型のナイフ1本とナイロン素材のグローブ1セットが見つかり、身柄を拘束したとのこと。

強盗目的でナイフを所持していたとして逮捕された男(写真:マカオ治安警察局)

 男は警察の調べに対し、8月23日にマカオ入りした後に強盗を思いつき、職務質問を受けた時は強盗対象の通行人を物色しているところだったとし、事前にマカオのスーパーで小型ナイフを購入して準備し、ナイロン素材のグローブは街頭で拾ったものなどと供述したという。

 警察では、男を禁止武器(所持)罪で検察員送致する方針。

警察が公開した証拠品(写真:マカオ治安警察局)

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