マカオ、SJMリゾーツ傘下IR内のレストラン8店がワイン・スペクテーター誌のアワード獲得

 マカオで複数のIR(統合型リゾート)を運営するSJMリゾーツは8月31日、米国の権威あるワイン評価専門誌『ワイン・スペクテーター」が主催する2023年度レストランアワードで傘下の8店がアワードを獲得したと発表。

 施設別では、マカオ半島の旗艦施設グランドリスボアホテルの「ロブション・オ・ドーム」(フレンチ)と「カーザ・ドン・アルフォンソ」(イタリアン)が最高評価にあたるグランド・アワード、「ザ・キッチン」(ステーキハウス)がベスト・オブ・アワード・オブ・エクセレンスをそれぞれ獲得。

ワイン・スペクテーター誌のレストランアワードで19年連続最高評価を獲得したグランドリスボアホテルのフレンチ「ロブション・オ・ドーム」(写真:SJM Resorts)

 また、2021年夏に開業したコタイ地区の旗艦施設グランドリスボアパレスについても「パレスガーデン」(広東料理)、「メーザ」(ポルトガル料理」、「瑞兆」(日本料理)、「華亭」(上海・淮揚料理)、「グランドバフェ」(インターナショナルビュッフェ)の5店がベスト・オブ・アワード・オブ・エクセレンスを獲得したとのこと。

 同社によれば、今年度のグランド・アワード獲得店は世界に93店しかなく、このうちアジア地区はわずか5店にとどまっており、グランドリスボアホテルはアジアで唯一、複数のグランド・アワード店を擁するIRになるという。「ロブション・オ・ドーム」は19年連続、「カーザ・ドン・アルフォンソ」は14年連続で同アワードを獲得している。

 同社は世界各地から集めた1万7900銘柄、50万ボトルをコレクションしているとのこと。

ワイン・スペクテーター誌のレストランアワードで14年連続最高評価を獲得したグランドリスボアホテルのイタリアン「カーザ・ドン・アルフォンソ」(写真:SJM Resorts)

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