マカオで今年7人目のツツガムシ病感染例確認…患者は中国湖南省で山レジャー歴

 マカオ政府衛生局(SSM)は9月5日午後、マカオで感染症のツツガムシ(恙虫)病とみられる患者が新たに1人報告されたと発表。

 患者はマカオ人の男子学生(18)で、9月1日に左鼠蹊部に疼痛が出現し、4日になっても症状が続き、新たに発熱の症状が出現したため公立総合病院・仁伯爵綜合醫院の救急外来を受診。同院での検査で、左鼠蹊部に豆粒大のかさぶたが見つかり、症状などからツツガムシ病と臨床診断されたとのこと。患者の容体は安定しており、自宅で静養中という。

 患者はSSMの聞き取り調査に対し、前月(8月)末に家族と中国湖南省長沙市へ旅行した際にハイキングに出かけ、草むらの中を歩く機会があったが、潜伏期間中にマカオの郊外型公園を訪れたりハイキングへ出かけたことはなく、同行の家族に類似の症状は出ていないと回答したとのこと。

 マカオでツツガムシ病の感染者が確認されるのは今年7人目。すべて5月中旬以降の事案で、今回が初めての輸入性感染例だった。本来マカオで輸入性ではないツツガムシ病の感染例が見つかるのは極めて稀なケースであるものの、昨年から今年にかけては域内での感染例が主となっている。

 SSMでは、公園の草むらや郊外で野外活動を行う際に適切な予防対策を講じるよう呼びかけている。

マカオの公立大型総合病院、仁伯爵綜合醫院(資料)=本紙撮影

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