新ホテル「Wマカオ スタジオ・シティ」が開業

 マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「Wマカオ スタジオ・シティ(W Macau – Studio City)」が開業。同日午後、オープニングセレモニーが開催された。

 「Wホテルズ・ワールドワイド」ブランドのマカオ進出は今回が初めてとなる。

「W Macau – Studio City」の「スペクタクラー・キング」タイプ客室の内観イメージ(写真:W Macau – Studio City)

 同ホテルはスタジオ・シティの第2期拡張部に建設されたザハ・ハディド・アーキテクツ設計のアイコニックな新タワーの一部に入る。ハリウッド映画の黄金時代と悠久のマカオ海事史を巧みに融合させ、現代的なエッセンスを盛り込んだクラシック・エレガンス&コンテンポラリー・コンフォートが特徴とのこと。

 総客室数は557室(うちスイートが127室)で、面積は37〜258平米。すべての部屋から統合型リゾートが集積するコタイ地区のシティビューを望めるという。

「W Macau – Studio City」エントランスのイメージ(写真:W Macau – Studio City)

 ホテル併設の料飲施設は、シグネチャーロビーラウンジ「Living Room」、地元の茶餐廳カルチャーからインスピレーションを得た”茶記2.0”がコンセプトというオールデイダイニングの「Hawker Hawker」、コンテンポラリー中国料理の「DIVA」、最上階に位置するバー「Blind Tiger」の4軒をラインナップ。このほか、ウェルネス施設(スパ「AWAY」、インドアスイミングプール「WET」、フィットネスセンター「FIT」)、MICEベニューとして最新テクノロジーを備えた約600平米のMICEベニュー「ACADEMY」、グレーターチャイナエリアで初となるレコーディングスタジオ付きの「Wサウンド・スイート」などが入る。

「W Macau – Studio City」のオールデイダイニング「Hawker Hawker」内観イメージ(写真:W Macau – Studio City)

関連記事

最近の記事

  1.  目下、マカオでは中国本土で大型連休となる中秋節・国慶節シーズンを迎え、イミグレーションや観光名所…
  2.  中国本土で大型連休となる国慶節ゴールデンウィークはインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占め…
  3.  マカオ初となる本格的な軌道系大量輸送機関として、2019年12月にマカオLRT(Light Ra…
  4.  マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)ギャラクシーマカオ内にあるJWマリオットホテルマカ…
  5.  中国本土で大型連休となる国慶節ゴールデンウィークはインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占め…

ピックアップ記事

  1.  香港とマカオの間をおよそ1時間で結ぶ高速船「ターボジェット」及び「コタイウォータージェット」を運…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「W…
  3.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  マカオの統合型リゾート(IR)運営大手のギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は…

イベントカレンダー

香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年10月号
(vol.124)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun