マカオのIRウィンパレスが新レジデントショー誘致…ブロードウェイ・アジアとパートナーシップ締結

 マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)ウィンパレスを運営するウィン社は9月26日、ブロードウェイ・アジア社と戦略パートナーシップを提携し、同IR施設内にオープン予定のウィンシアターに世界レベルの画期的なレジデントショーを誘致すると発表。

 同社は、レジデントショー及び劇場のローンチにより、マカオのカルチャー・エンターテインメント業界を盛り立てると同時に、海外からの旅客に多元的なツーリズムエクスペリエンスを提供できると期待を示した。

 同社によれば、ブロードウェイ・アジア及びブロードウェイ・インターナショナル・グループはライブエンターテインメント、没入型アトラクションの制作、運営、配給における世界最大手の一角で、25年間にわたってブロードウェイ・インターナショナル・グループのパートナーシップによる演劇作品は60ヶ国以上で上演され、トニーショー、ローレンス・オリヴィエ賞、グラミー賞など50以上の世界的なアワードを受賞しているとのこと。最近では同グループが「サウンド・オブ・ミュージック」の複数年世界ツアーが行われ、今年8月のマカオ公演を含め、ほぼ完売したという。

ウィンマカオ社の旗艦IR施設「ウィンパレス」正面外観(資料)=マカオ・コタイ地区にて本紙撮影

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