マカオ理工大が新技術とカジノサーベイランスに関するセミナーを開講

 公立マカオ理工大学(MPU)ゲーミング&ツーリズム研究センターは9月26日、同月23日にマカオ青年ゲーミング従業員協会と「カジノサーベイランスにおける新技術のインパクトとチャレンジ」がテーマのセミナーを共同で開講したと発表。

 同セミナーにはマカオ理工大学の鄧樹傑准教授、ゲーミング(カジノ)業界の専門家として知られる葉家輝氏と馮學銘氏が登壇し、業界関係者、ゲーミング・エンターテインメントマネジメント専攻の大学院生、教員らが参加したとのこと。

マカオ理工大が開講した新技術とカジノサーベイランスに関するセミナーの様子(写真:MPU)

 セミナーの内容は、新技術の活用に関するゲーミング技術基準規格の考察、キャッシュレスギャンブル取引に関する技術と規制、ゲーミング及び周辺分野における人工知能の活用などに及び、各トピックについて演者と参加者の間で活発な議論が交わされたという。

 同センターでは、セミナー参加者からゲーミング・ツーリズム市場の発展における新たな気づきを与えるきっかけになったとする感想が寄せられたとし、今後も業界と協力してより質の高いセミナーを企画することで、マカオのゲーミング・ツーリズム及び新興産業の発展に貢献する考えを示した。

マカオ理工大が開講した新技術とカジノサーベイランスに関するセミナーの様子(写真:MPU)

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