マカオ司法警察局が無認可宿泊施設に出入りの違法両替商4人摘発

 マカオ司法警察局は9月27日、マカオ半島の南灣エリアにあるマンションの一室に複数の「換銭党」と呼ばれるカジノに絡む違法両替商ができるしているとの通報を受け、立入検査を実施したと発表。

 この際、室内には男女8人(すべて中国本土からの旅客)がおり、調査及び身元確認手続きを経て換銭党の男4人について、マカオ滞在目的と合わない活動に従事したとして身柄を治安警察局の入管部門に引き渡し済みとした。

 また、全員が宿泊費を支払って部屋に滞在していたと話しており、無認可宿泊施設の疑いが強いとして所管の旅遊局に通報し、旅遊局の職員によって封鎖されるに至ったとのこと。

マカオ警察局による無認可宿泊施設の立入検査及び違法両替商摘発の様子=2023年9月27日(写真:マカオ司法警察局)

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