マカオ、単日の公共路線バス乗客数が約70万人を記録…2020年以降の最多更新

 マカオは面積約32平方キロ(東京の山手線の内側の約半分に相当)という小さな地域だが、公共路線バスの路線数は約90あり、一部路線で高頻度運転や終夜運転も実施されるなど、市民や観光客の移動の足として大きな存在感を示している。

 このほどマカオ政府交通事務局が公表した資料によれば、9月23日の単日公共路線バス乗客数が69万5639人(延べ、以下同)を記録し、コロナ禍が始まった2020年以降の最多を更新したとのこと。コロナ前の最多は2019年10月4日に記録した76万2710人。

 また、9月13日の午前8時から9時の間の乗客数が5万7449人に上り、2020年以降の毎1時間あたり最多乗客数記録を更新。コロナ前の最多は2019年9月11日に記録した6万0518人。

 マカオの人口は約68万人。アフターコロナでインバウンド旅客数が急回復しており、1〜8月累計では前年同期比363.1%増の1762万7112人となっている。

マカオの公共路線バスを運営する澳巴(上)と新福利(下)の車輌のイメージ(資料)=本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司(CAM)は…
  2.  このほどマカオ金融管理局が公表した資料によれば、昨年(2024年)のマカオの銀行セクターの営業利…
  3.  マカオ司法警察局は2月11日、同日同局の組織犯罪捜査処が刑事捜査員を動員して防犯パトロールを実施…
  4.  マカオ金融管理局が2月11日に公表した昨年(2024年)12月の住宅及び商業物件向けローン関連統…
  5.  マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は2月11日、同局が運営する「海事博物館」について、同月19…

ピックアップ記事

  1.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  2.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年2月号
(vol.140)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun