マカオ、国慶節大型連休3日目のインバウンド旅客数は約15万人…3日間累計約40万人に

 中国本土で大型連休となる国慶節ゴールデンウィークはインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある書き入れ時のひとつに数えられる。

 今年(2023年)の国慶節ゴールデンウィークは直前の中秋節と合わせて9月29日〜10月6日の8日間。マカオではアフターコロナで年初からインバウンド旅客数が急回復している状況。マカオ当局では、連休中の単日平均インバウンド旅客数を約10万人(延べ、以下同)と見込む。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が10月2日に発表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、連休3日目にあたる10月1日(国慶節)のインバウンド旅客数は15万0039人で、3日目までの累計では39万6854人、単日平均は13万2284人に。

 なお、マカオにとって中国本土に次ぐ第二の旅客ソースとなる香港では、9月30日〜10月2日が三連休となっている。3日目までの累計インバウンド旅客数に占める割合は中国本土旅客が69.9%、香港旅客が23.2%。

 MGTOのマリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長は2日、大型連休3日目までのインバウンド旅客数は理想的な数字であり年間インバウンド旅客数が2500万人に達する可能性があるとの見方を示した。

国慶節の夜に開催されたマカオ国際花火コンテスト(第4夜)の様子=2023年10月1日(写真:GCS)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府交通事務局は5月17日、同月16日未明にタクシー助手席でのシートベルト着用をめぐるトラ…
  2.  マカオの統合型リゾート(IR)運営企業SJMリゾーツ社がマカオ特別行政区の成立25周年を記念して…
  3.  マカオ司法警察局は5月17日、同月16日にコタイ地区のカジノ施設にあるVIPルームを対象に実施し…
  4.  マカオ半島新口岸地区にあるカジノIR(統合型リゾート)サンズマカオ(澳門金沙)がきょう(5月18…
  5.  マカオ司法警察局は5月16日、マカオで商業ビルのレンタル会議室を宝飾品店に偽装し、マカオ人の男性…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun