マカオ警察が歩行者の道路横断違反に対する取り締まりを継続展開

 マカオでは、アフターコロナで市中における人流が顕著に回復する中、歩行者による禁止場所での道路横断や道路にはみ出して写真撮影する行為なども散見され、社会的関心事となっている。

 マカオ治安警察局では、道路の安全維持に全力で取り組んでおり、違反行為に起因する交通事故の減少を目的に、マカオ各エリアで監察及び歩行者の違反に対する取り締まりを継続展開している。

 同局は9月30日、同月18日から24日まで、人流の多い場所を中心に、歩行者の道路横断違反に対する取り締まりを強化して臨み、違反者39人を検挙したことを明らかにした。

マカオ治安警察局が実施した歩行者の道路横断違反に対する取り締まりの様子(写真:マカオ治安警察局)

 同局によれば、歩行者は横断歩道など適切な横断用の表示のある場所で道路を横断することが求められ、また信号機のある場所では信号の指示に従う必要があり、付近50メートル以内に横断表示のある場所がない場合は車両の通行に影響がない状況下で最短距離での横断できるとし、これらの規定に違反した場合、300パタカ(日本円換算:約5500円)の罰金が科されるとのこと。

 同局は歩行者に対し、自身及び他の道路使用者の安全な通行を確保するため、道路横断違反をしないよう呼びかけた。

マカオ治安警察局が実施した歩行者の道路横断違反に対する取り締まりの様子(写真:マカオ治安警察局)

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