マカオ、国慶節大型連休の単日平均インバウンド旅客数が約11.6万人に…コロナ前同時期の82.8%まで回復

 中国本土で大型連休となる国慶節ゴールデンウィークはインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある書き入れ時のひとつに数えられる。

 今年(2023年)の国慶節ゴールデンウィークは直前の中秋節と合わせて9月29日〜10月6日の8日間だった。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が10月7日に発表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、大型連休8日間累計のインバウンド旅客数は93万2365人(延べ、以下同)、単日平均は11万6545人。インバウンド旅客全体に占める割合は中国本土旅客が76.1%、香港旅客が18.4%。

 コロナ禍だった前年同時期から366.4%増、コロナ前2019年との比較でも82.8%まで回復。マカオではアフターコロナで年初からインバウンド旅客数が急回復し、勢いを維持している状況がうかがえる。

 8日間のうち、インバウンド旅客数が最多だったのは2日目(9月30日)の15万8726人。最少だったのは8日目の7万2267人。

 マカオ当局による連休中の単日平均インバウンド旅客数見込みは約10万人で、見込み数値を上回る結果となった。

国慶節の夜に開催され大勢の市民及び旅客で賑わったマカオ国際花火コンテスト(第4夜)の様子=2023年10月1日(写真:MGTO)

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