マカオ、拾得物不当占有での逮捕者相次ぐ…警察が注意呼びかけ

 マカオ治安警察局は10月13日、拾得物不当占有容疑での逮捕者が相次いだとし、市民に対して物品を拾得した場合には必ず警察に届け出をする必要があると注意を呼びかけた。

 同局によれば、近日タクシーの車内や路上でスマートフォン、カメラ、財布を落としたとする通報が3件寄せられ、それぞれ公共エリアの監視システムを活用して捜査を進めたところ、すべてのケースで被疑者の身元の特定に成功し、被疑者の逮捕に至ったのこと。

 なお、スマートフォンとカメラは現物を奪還できたが、財布については中に入っていた現金の一部が被疑者によって使われていたという。

 近年マカオでは公共エリアの監視システムの拡充が進んでおり、これ活用した犯罪捜査が大きな実績を挙げている。

マカオ治安警察局(資料)=本紙撮影

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