マカオ税関、上海蟹の密輸入事案を相次ぎ摘発…1週間内で6件

 澳門海關(マカオ税関)は11月13日、直近1週間(同月6〜12日)にかけて各イミグレーション施設における入境旅客に対する手荷物検査及び取り締まりを強化して臨んだところ、關閘、珠澳跨境工業區、マカオ国際空港の入境口にある税関検査場で大閘蟹(いわゆる上海蟹)の密輸入事案を6件摘発したと発表。

 上海蟹は今が旬の食材にあたり、マカオへの輸入にあたっては認可及び検疫を受ける必要がある。発見された上海蟹は6件合計約34.4キログラム。6件に絡む6人はマカオ人と中国本土からの旅客(年齢26〜67歳)で、すべてのケースで税関検査時に輸入に必要な書類を提示できず、密輸入にあたるとして全員を対外貿易法違反=最大10万パタカ(約188万円)の罰金=で起訴済みとした。

 税関では、マカオの食の安全と市民の健康を保護するため、運び屋行為及び来歴不明の食品のマカオ流入に対する警戒を強化して臨んでいるとし、市民に対して来歴不明の食材を購入しないこと、物品の出入りに関する法令の遵守を呼びかけた。

 年初のウィズコロナ転換による水際措置の緩和を受けて、マカオと中国本土、香港との相互往来が容易になって以降、運び屋が絡む密輸入、密輸出事案が摘発されるケースが増えており、密輸品の種別では中古スマートフォン、中古バッテリー、パソコン用のパーツ、食材などが目立つ。

マカオ国際空港(左)及び關閘イミグレーション(右)の税関検査場で発見された密輸品の上海蟹(写真:澳門海關)

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