マカオ、IR施設でアルバイトの男子学生をセクハラ容疑で逮捕…休憩室で同僚女性の膝触る

 マカオ治安警察局は11月15日、アルバイト先のコタイ地区にある統合型リゾート(IR)併設ホテルの休憩室内で同僚女性(20代)の膝頭の部分を数回にわたって手で触れたとして、マカオ人の大学生の男(20代)をセクシャルハラスメント罪で逮捕したと発表。

 同局によれば、事件が発生したのは同月2日のことで、女性が被害を受けてすぐに休憩氏を出て警察に通報して発覚したという。

 その後、警察が加害者の男の身元を特定し、9日にマカオ半島北区にある男の自宅で逮捕したとのこと。

 被疑者は警察の調べに対して犯行を否認しているというが、同局ではセクシャルハラスメント罪で検察院送致済みとした。

 マカオでも痴漢などのセクシャルハラスメント被害はしばしば発生しており、同局では広く市民に対して、公共交通機関、路上、商店内など、混雑する場所においては身を守る意識を高く持ち、もし見知らぬ人物が近づく、付きまとう、悪さをしようとしたのを察知した場合、すぐに近くの人に助けを求めるか現場を離れるようにするとともに、警察へ通報してほしいと呼びかけている。

セクシャルハラスメント罪で逮捕、検察院送致された男=2023年11月9日(写真:マカオ治安警察局)

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