マカオ治安警察局は1月12日、マカオ旅行中に同行していた友人の娘（17）に対してセクシャルハラスメント行為をしたとして40代の中国人（中国本土居民）の男を逮捕したと発表。

　同局によれば、被害者と被害者の父親は同じホテルの別々の部屋に宿泊していたとのこと。同月7日夜、旅行に同行していた父親の友人の男からチャットアプリを通じてドリンクを買いに外出しようと誘われ、その後8日未明に男と一緒にホテルへ戻り、被害者の部屋で一緒に話をすることになった際、男から背後から腰の部分に腕を回して抱き上げられたといい、すぐに逃れて父親に電話をして相談した後、警察に通報することになったという。

　その後、通報を受けた同局の警察官が現場に急行し、男を逮捕。男は警察の調べに対し、チャットアプリを通じて見知らぬ女と会う約束をしたが、その場所へ行ったところ友人の娘だったなどと供述し、セクシャルハラスメント行為についても否認したが、同局がチャットの会話履歴を確認したところ、被疑者の証言が虚偽であることが明らかになったとのこと。同局では、男をセクシャルハラスメント罪で検察院送致済みとした。