マカオ税関がコロアン島で密入境事案1件摘発…海域スマート監視システム活用

 澳門海關(マカオ税関)は1月12日、海域のスマート監視システムを活用した海上及び沿岸での違法活動に対するパトロールにより、法執行能力の向上と取り締まり強化を図る中、同月10日にコロアン島ハクサ地区にある龍爪角トレイルコースの展望施設「聴海軒」付近で5人が絡む密入境事案1件の摘発に成功したと発表。

 税関によれば、10日夜、スマート監視システムによるアラートを通じて、聴海軒付近に高速でマカオ沿岸に接近する1隻のモーターボートの存在を確認。密航の可能性があるとして速やかに高速パトロール艇、パトロールカー、ドローン部隊を配備した後、沿岸を警戒にあたっていた税関職員が龍爪角トレイルコースで密入境者とみられる5人を発見し、逮捕。同時に、高速パトロール艇が中国本土方面に逃走するモーターボートを発見、追跡するも、相手側がマカオ管轄海域を離れて逃走を図ったため、中国本土の法執行部門に追跡の継続を依頼する通報を行ったとのこと。

コロアン島の龍爪角トレイルコースで発見、逮捕された密入境者ら(写真:澳門海關)

 5人の内訳はマカオ人の女が1人、中国人(中国本土居民)の男が4人で、年齢は21〜40歳。中国人の男のうち3人がマカオでの犯罪歴による入境禁止処分期間中で、出入境施設不経由入境罪で検察院送致するとともに、5人全員の身柄を治安警察局の入管部門に移送するとした。

 税関では、今後も海上と沿岸における監視を強化して臨むとした上、市民に対して違反行為を発見した場合、速やかに通報してほしいと呼びかけた。

出入境施設不経由入境罪で検察院送致された密入境者の男ら(写真:澳門海關)

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