マカオ司法警察局がカジノ犯罪取り締まり実施…冬の防犯運動2024の一環で

 マカオ警察総局の指揮下、各種犯罪に対する抑止と取り締まりによる社会治安を目的とした「冬の防犯運動2024」が展開される中、マカオ司法警察局でも域内各所の重点場所及び犯罪多発地点における対応を進めているという。

 マカオ司法警察局は1月26日、同運動の一環として、同月25日午後1時から午後11時かけて、刑事捜査員25人を動員してコタイ地区一帯のカジノ施設及びその周辺におけるインスペクション及び不審者に対する調査を通じ、カジノにおける違法行為の取り締まりを行ったと発表。

マカオ司法警察局によるカジノ犯罪取り締まりの様子=2024年1月25日(写真:マカオ司法警察局)

 同局によれば、今回122人(男98人、女24人)が調査対象となり、このうち中国人(中国本土居民)10人(男8人、女2人)について「換銭党」と呼ばれる違法両替従事者の疑いがあるとして身柄を拘束し、身元確認及び調査の後、10人全員について旅客の立場にふさわしくない活動に従事したとして治安警察局の出入境管理部門に身柄を引き渡し済みとのこと。

 同局では、上位部門と協調しながらインスペクション等の展開を継続し、マカオの社会治安と居民の安全維持に努めるとした。

マカオ司法警察局によるカジノ犯罪取り締まりの様子=2024年1月25日(写真:マカオ司法警察局)

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