マカオ、イースターホリデー3日目のインバウンド旅客数は10.3万人…3日間累計33.0万人

 目下、マカオ及びマカオにとって第二の旅客ソースである香港では4連休(3月29日〜4月1日)となるイースター(復活節)ホリデーを迎えている。

 マカオ治安警察局が4月1日未明に公表した出入境統計データによれば、イースターホリデー3日目のインバウンド旅客数は10万3043人(延べ、以下同)だったとのこと。前日から15.7%減で、3日間累計では33万3043人(単日平均11万0149人)に。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は今年のイースターホリデーの単日平均インバウンド旅客数を約10万人とする事前予測を示しており、これを上回るペースで進捗している。

 イースターはマカオにとって最大の旅客ソースである中国本土のホリデーではなく、香港からのインバウンド旅客が主となるが、2日目と3日目は週末にあたり、中国本土からの旅客による数字の底上げがあったとみられる。4日目終了時点で単日平均10万人を維持できるかどうかが注目される。

 マカオの今年1〜2月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から105.8%増の615万5173人で、コロナ前2019年の同時期からの回復率は88.3%。今週後半には中国本土における清明節のミニ連休が控える。

マカオ当局がマカオ半島北部のツーリズムエコノミー促進のため設置したインスタレーション(資料、写真:MGTO)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ金融管理局は10月15日、今年(2024年)9月末のマカオ特別行政区の外貨準備高(外匯儲備…
  2.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  3.  マカオ生産性・技術移転センター(CPTTM)は10月14日、マカオ招商投資促進局と合同で同月16…
  4.  マカオ国際空港の運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司(CAM)は10月14日、世界各地か…
  5.  マカオ政府の発表によれば、マカオ行政長官の賀一誠(ホー・ヤッシン)氏が10月14日午前、政府本部…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  5.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年10月号
(vol.136)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun