マカオ国際空港、イーストホリデーの旅客数が8割増…コロナ前同時期の74%まで回復

 マカオでは3月29日から4月1日までイースター(復活節)の4連休となり、外遊に出かけた人も多かったようだ。

 マカオ国際空港運営会社にあたるCAMが4月3日に公表した資料によれば、先のイースターホリデー4日間の同空港の旅客輸送量は延べ8万8978人で、前年同時期から80.38%増だったとのこと。フライト発着回数についても44.62%増の延べ658回。

 コロナ前2019年同時期と比較した回復率については、旅客輸送量が74%、フライト発着回数が76%だったという。

 CAMでは、夏シーズンに向けてマカオ航空によるワイドボディ機材の導入や中国南方航空のマカオ再参入などがあり、マカオと中国本土の北京、天津、河北エリアとのアクセスのみならず、乗り継ぎによる中国東北部、日韓、欧米への利便性も向上し、マカオの航空市場が着実かつ多様な発展を遂げているとの見方を示した。

マカオ国際空港旅客ターミナルビルのチェックインカウンター付近の様子(写真:CAM)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角、SJMホールディングスは5月9日、今年第…
  2.  マカオ政府文化局(ICM)は5月8日、風雨シーズンの到来を受け、同月初旬からマカオの文化財建築物…
  3.  マカオ司法警察局は5月8日、犯罪組織による空路を利用した麻薬密輸の摘発を目的に、情報をもとにマカ…
  4.  マカオ政府統計センサス局は5月8日、2024年第1四半期(1〜3月期)の住宅価格指数を公表。 …
  5.  マカオでウィンマカオ(マカオ半島新口岸地区)及びウィンパレス(コタイ地区)の両カジノIR(統合型…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun