第4回行政長官選挙、最速8月末実施へ

マカオ特別行政区の崔世安行政長官は3月17日、行政長官選挙委員会選挙を今年6月29日に実施する行政命令の発布を行い、任期満了に伴う新任行政長官選挙に向けた準備がスタートした。法律に基づき、選挙を管理する行政長官選挙管理委員会が15日以内に組織され、最速で8月31日が行政長官選挙日となる見込み。

マカオ特別行政区行政長官は、マカオ特別行政区政府の代表者の位置付けで、任期は5年。再任も可能で、すでに崔世安現行政長官が再選出馬の意向を表明している。

行政長官選挙は選挙会委員による間接選挙。今回の第4回行政長官選挙の選挙会委員数は前回から100人増の400人となり、ビジネス、金融、文化、教育、スポーツ、労組、社会福祉、宗教のほか、立法会、全人代などの団体に割り当てられた定数を巡って6月29日に選挙が行われる。

マカオ特別行政区政府本部(写真はイメージ)—本誌撮影

マカオ特別行政区政府本部(写真はイメージ)—本誌撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府金融管理局は5月6日、今年(2024年)3月の貨幣・金融統計を公表。内容のサマリーは下…
  2.  マカオ政府統計調査局は5月6日、今年第1四半期(2024年1〜3月期)の企業統計を公表。 …
  3.  アジア有数の観光デスティネーションのマカオでは、年間最大の書き入れ時のひとつとなる五・一(労働節…
  4.  マカオ司法警察局は5月3日、同月1日にタイパ島のマンションの一室で男女の争う声がするとの近隣住民…
  5.  アジア有数の観光デスティネーションのマカオでは、年間最大の書き入れ時のひとつとなる五・一(労働節…

ピックアップ記事

  1.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun