マカオ、卓球ITTF男女シングルスワールドカップ開幕…初日は日本5選手が登場

 マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで4月15日、「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカップマカオ2024 プレゼンテッド・バイ・ギャラクシーエンターテインメントグループ」が開幕した。

 世界トップの男女各48選手が出場し、21日までの7日間にわたって熱戦が繰り広げられる。男女シングルスワールドカップの開催は4年ぶり。新システムとして男女それぞれ第1ステージと第2ステージの2ステージ制を採用し、ステージ1は3選手が16グループに分かれての総当たり戦、ステージ2はステージ1における各グループ1位通過選手によるトーナメント戦に。

幸先の良いスタートを切った張本智和選手=2024年4月15日、ギャラクシーアリーナ(写真:マカオ政府体育局)

 大会初日となった15日、第1ステージ男女各16グループの1試合ずつが行われ、日本の5選手が登場した。結果は下記の通り。

<男子>
グループ10 張本智和 3-1 アンドレイ・ガチーナ(クロアチア)

<女子>
グループ07 伊藤美誠 2-2 サウェータブット・スターシニー(タイ)
グループ08 早田ひな 3-1 サビーネ・ウィンター(ドイツ)
グループ10 張本美和 3-1 チャン・モー(カナダ)
グループ14 平野美宇 4-0 ジョセリン・ラム(ニュージーランド)

勝利を収めた早田ひな選手=2024年4月15日、ギャラクシーアリーナ(写真:マカオ政府体育局)

 引き続き2日目、3日目にかけて第1ステージの2、3試合目が行われ、18日から第1トーナメント各グループトップ通過選手による第2ステージのトーナメント戦がスタートする。

 なお、今大会のチケット販売状況は好調とのこと。20日の準決勝と21日の決勝については早々に完売となった。初日から会場には内外から多くのファンが詰めかけ、会場併設の大会公式グッズショップも賑わいをみせていた。

多くのファンで賑わう大会公式グッズショップ=2024年4月15日、ギャラクシーアリーナ(写真:マカオ政府体育局)

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