マカオIR運営SJMとフォーブス・トラベルガイドが組み地元学生にラグジュアリー接客セミナー開催

 マカオの統合型リゾート(IR)運営SJMリゾーツ社は4月16日、国際的に権威ある格付け機構として知られる「フォーブス・トラベルガイド」と組み、傘下のIR「グランドリスボアパレス」でアジアで初めての試みとなる地元学生に対するラグジュアリー接客セミナーを開催した。

 今回のセミナーには、マカオ及び広東省の15の高等教育機関と高校に通う約380人が参加。フォーブス・トラベルガイドのマネジメントスタッフから評価システムについての解説、また統合型リゾートにとっての高水準な接客サービスの重要性について複数の例を挙げて紹介がなされ、どのようにして高品質なラグジュアリーホテル体験が形作られるかを学ぶ機会となった。

グランドリスボアパレスで行われたセミナー開幕式の様子=2024年4月16日、本紙撮影

 今後、学生らの学びの成果を実践で応用するラグジュアリーサービスブートキャンプも開催予定とのこと。同社では、マカオをツーリズム業界における人材育成基地とし、質の高いツーリズム業の発展に貢献していきたいとした。

 マカオはフォーブス・トラベルガイド2024において最高評価の5つ星評価を獲得したホテルが22軒に上り、2年連続で世界最多となっている。

「フォーブス・トラベルガイド」CEOハーマン・エルガー氏による講演の様子=2024年4月16日、本紙撮影

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