マカオ当局、「五・一」労働節ホリデーの出入境ピークを5月2・3日と予測

 マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土で5月1日から5日までが5連休(「五・一」労働節ゴールデンウィーク)となるほか、マカオと香港でも飛び石連休となるため、ボーダーを跨ぐ人流が急増すると予想されている。

 4月29日午前、マカオと中国本土の間の主要な陸路の玄関口となる關閘イミグレーションでマカオ政府の複数部門による合同会見が行われた。

マカオと中国本土の間の主要な陸路の玄関口となる關閘イミグレーションの入境口の様子=2024年4月29日(写真:GCS)

 マカオ治安警察局では、労働節GW期間中の単日平均出入境者数は延べ68万人超、ピークは5月2・3日との予測を明らかにした。旅遊局によれば、同期間中の単日インバウンド旅客数は延べ約13万人を見込んでいるとのこと。

 政府は労働節GW期間中、各イミグレーションが混雑する予想される中、内勤スタッフを前線支援にあたらせるなど、スムーズな通関を確保するための措置を講じていくとした。

マカオ政府の複数部門による会見の様子=2024年4月29日(写真:GCS)

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