マカオ、2024年3月の平均ホテル客室稼働率は83.5%…前年同月から6.4pt上昇

 マカオは人口約68万人、面積約32平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリをはじめとした大規模イベントが数多く開催されるアジア有数の国際観光都市として知られる。

 マカオの年間訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)は2020年から2023年まで丸3年にわたって低迷が続いたが、昨年(2023年)の年初からアフターコロナとなり、直近まで急回復ペースを持続している。

 今年3月のインバウンド旅客数は前年同月から39.0%増、旧正月の春節ホリデーがあった前月から17.4%減の272万0584人。今年1〜3月累計では前年同時期から79.4%増の887万5757人で、コロナ前2019年同時期の85.7%まで回復した。

 マカオ政府統計・センサス局は4月29日、今年3月のホテル宿泊客関連統計を公表。今年3月の平均ホテル客室稼働率は83.5%で、前年同月から6.4ポイント(pt)上昇、旧正月の春節ホリデーがあった前月からは2.1pt下落。

 ホテル等級別では、5つ星が前年同月から8.3pt上昇の85.5%、4つ星が5.4pt上昇の79.5%、3つ星が0.4pt上昇の79.9%、2つ星ホテルが5.3pt上昇の90.2%、エコノミー宿泊施設が2.5pt上昇の74.9%。なお、5つ星ホテルの供給客室数が23.6%増、4つ星ホテルが11.2%増、3つ星ホテルが13.2%増、2つ星ホテルが19.8%増、エコノミー宿泊施設が37.4%増だった点も考慮する必要がある。

 今年3月末現在、マカオで営業中のホテル数は前年同時期から15軒増の141軒、供給客室数は19.6%増の4.66万室あり、このうち5つ星ホテルが3軒増の38軒で、供給客室数は全体の60.3%を占める2.81万室。

 今年3月のマカオのホテル宿泊客数は前年同月から26.3%増の123.5万人。ホテル宿泊客の平均滞在時間は前年同月から横ばいの1.6日。

 今年第1四半期(2024年1〜3月)の平均ホテル客室稼働率は前年同時期から9.9pt上昇の84.8%。ホテル等級別では、5つ星が12.9pt上昇の87.1%、4つ星が8.4pt上昇の81.0%、3つ星が1.7pt上昇の81.1%、2つ星ホテルが5.6pt上昇の88.4%、エコノミー宿泊施設が6.5pt上昇の76.0%。

 今年第1四半期累計のマカオのホテル宿泊客数は39.7%増の377.9万人。このうち中国本土からの旅客が40.1%増の281.5万人、香港からの旅客が0.8%増の46.0万人、台湾からの旅客が180.7%増の8.9万人。グレーターチャイナエリア以外では、韓国からの旅客が789.0%増の8.0万人で群を抜いて多かった。なお、日本からの旅客は346.1%増の2.3万人。ホテル宿泊客の平均滞在時間は0.2日延びて1.7日に。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の夜景(資料)=2020年7月本紙撮影

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