香港で購入した覚醒剤をマカオへ密輸…マカオ人の男逮捕

 マカオ司法警察局は7月5日、”アイス”と呼ばれる覚醒剤の吸引に絡み、30代のマカオ人の男1人を逮捕したと発表。

 同局によれば、香港からマカオに覚醒剤を密輸して吸引しているマカオ人の男がいるとの情報を掴み、内偵調査を進めていたとのこと。同月3日午後、この男がマカオのタイパフェリーターミナルに到着した際、同施設内で身柄を確保するとともに、所持品していた小型のキャンディー缶の中から”アイス”0.52グラム、末端価格約1500パタカ(日本円換算:約3万円)相当の発見に成功。その後、男の住居内から”アイス”の吸引器具を発見したという。

 男は同局の調べに対し、自身に覚醒剤吸引の悪習があり、発見された”アイス”は自身で使用するため香港で購入したものと供述。同局では、この男を不法麻薬・向精神薬吸引、不適当器具・設備所持の罪で検察院送致するした。

マカオ・タイパ島の北安地区にあるタイパフェリーターミナル(資料)=2017年5月本紙撮影

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