マカオの失業率、1.7%を持続―14年1-3月就業調査

マカオ政府統計調査局は4月28日、今年(2014年)1月〜3月の就業調査結果を発表。失業率は過去最良水準となった前回調査(2013年12-2014年2月)と同じ1.7%、就業不足率も前回調査から変わらずの0.4%だった。

同時期の労働人口は38.42万人、労働力参加率は73.3%。総就業人数は37.79万人で、前回調査と比較して1,900人の増。

失業人口は6,400人で前回調査と同水準。初めての職探しをする新増労働力に占める失業人口は7.6%で、2.8ポイント良化。

前年同期との比較では、今年第1季の失業率は1.7%、マカオ居民失業率が2.3%となり、それぞれ0.1ポイント、0.2ポイント良化している。労働人口は7,000人増加、総就業人口は7,500人増加となり、うち25-34歳の増加が5,100あった。業種別では、建設業従事者が3,400人、ホールセール・リテール業が2,400人のそれぞれ増。

今年第1季の就業人口の平均月額報酬は13,000パタカで、前年同期から700パタカ増。ゲーミング業では17,000パタカ、建設業は12,000パタカ。マカオ居民に限ると15,000パタカで、昨年第4季と同水準。

大手リゾート各社のウェブによる人材募集(各社公式ページより)

大手リゾート各社のウェブによる人材募集(各社公式ページより)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオでは世界的な健康意識の高まりを受け、マカオでは屋内公共エリア及び公園などの大半を禁煙とする…
  2.  マカオ政府統計・センサス局は11月21日、昨年(2024年)マカオの文化産業調査結果を公表。 …
  3.  マカオ政府統計・センサス局は11月21日、今年第3四半期(2025年7〜9月)の民間建築及び不動…
  4.  マカオ政府統計・センサス局が11月21日に公表した資料によれば、今年(2025年)10月の総合消…
  5.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進む中、歩行者の禁止場所や赤信号での道路横断行為が…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月29日、国際旅客誘致策の一環として昨年(2024年)実施した香…
  2.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  3.  今年(2025年)に入って以降、マカオ政府が新交通システム「マカオLRT」の新路線計画を相次いで…
  4.  マカオ政府は6月9日午後5時からマカオ政府本部ビルで特別会見を行い、SJMリゾーツ社、メルコリゾ…
  5.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

イベントカレンダー

11月 2025
      1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
« 10月   12月 »
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年12月号
(vol.150)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun