マカオ、クレーンゲーム景品に商標権侵害の人形…税関が4店舗摘発

 澳門海關(マカオ税関)は2月13日、消費者権益の保護と市場の秩序維持を目的に情報収集及び市内各エリアで商標権侵害行為に対するパトロールを強化して臨む中、クレーンゲームの景品として著名キャラクターブランドの商標権を侵害した人形を使用していたマカオ半島北部にある4店舗を摘発したと発表。

 税関によれば、マカオのクレーンゲーム店で商標権を侵害したとみられる人形が景品として使われているとの通報を受け、情報収集及び内偵調査を進めた後、同月12日に同系列の4店舗へ立ち入り検査を実施し、計303点、正規品価格にして約11万パタカ(日本円換算:約209万円)相当の人形を発見・押収。その後、同局が関係するブランドの鑑定人に調査を依頼した結果、偽物であることが証明されたとのこと。

税関が公開した証拠品(写真:澳門海關)

 今回の摘発対象となったクレーンゲーム店は、2021年から2024年にかけて1人の責任者が相次ぎオープンさせ、一部のマシンについてレンタル料を取って他人に貸与していたという。税関の調べで、商標権侵害の人形は外地のネット通販で1点あたり7.8〜30人民元(約160〜630円)購入し、クーリエを使ってマカオへ持ち込んでいたことが明らかとなり、「著作権・関連権利制度」及び「知的財産権法制度」の関連規定に基づき、店舗の責任者の男1人とマシンの貸与を受けていた男女3人(いずれもマカオ人で、年齢は30〜40代)の4人を起訴済みとした。

 本件を受け、税関は商標権侵害商品の売買は犯罪行為であり、市民に対して絶対に関与しないこと、また見かけた場合は税関のホットラインに通報するよう累次の呼びかけを行った。

摘発を受けたクレーンゲーム店の1つ(写真:澳門海關)

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